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町ねこ通信 5号

もくじ
1. お知らせ
2. ねこのいる町 ──vol.3 伊良林周辺──
3. おわりに
4. おまけ

image002町ねこクラブの小町です


1. お知らせ

長崎の町ねこ調査隊塾がいよいよスタートします!

長崎伝習所の開所式が

2011年5月13日(金)19:00(開場18:30)

長崎県勤労福祉会館2階 講堂(桜町9-6 / 長崎市役所別館(水道局)と公会堂の間)

にて開催されます。

4月30日現在のお申し込みは29名です。

たくさんの人にお申し込みいただき、ほんとうにありがとうございました。

開所式の後、初めての定例会(19:30~20:30)を同じ会場で開きます。

1年間の活動スケジュールなどを決める予定です。

お申し込みいただいたみなさま、ぜひお集まりください。

よろしくお願いいたします。

なお、締め切りは4月30日までとなっていますが、

しばらくの間、申し込みを受け付けます。

町ねこ調査、あなたもごいっしょにどうぞ。

お問い合わせは、こちらのフォームよりご連絡ください。

 

第51回ねこ会議

2011年5月14日(土)14:00~16:30
出島交流会館4F第5会議室(長崎市出島町2-11)

“ねこ”でご近所とトラブルになり、困っています。どうしたらいいでしょう?

“地域猫”について詳しく知りたいのですが……。

ねこについて“何か”話したい。

どうぞ、ねこ会議にお出かけください。

ねこのプロ?みたいに、ねこ問題に詳しい人、

とにかくねこが大好きな人が

月に1回集まってワイワイガヤガヤ話し合っています。

初めての方も大歓迎!

気軽に足を運んでください。

詳しくは、長崎県地域猫活動連絡協議会のホームページをご覧ください。

 

2. ねこのいる町 ──vol.3 伊良林(いらばやし)周辺──

4月22日、長崎伝習所の第1回塾長会議が開かれました。

会議が終わり、集まった人たちが席を立ち始めた頃、

「長崎の犬やねこ事情について、とてもよくまとめてあります。

ぜひ読んでみてください」と

<ながさきのいぬ・ねこについてごぞんじですか?>の

パンフレット(オフィスさるねこ制作)を塾長のみなさまに配りました。

私の目の前に座っていらした年配のMさんは、

伝習所の中でも格式高き歴史分野の塾長さん(もうバレバレですね)。

てっきり「ねこなんかに興味ないね」と無視されるかと思いきや、

にっこり笑って

「ぼく、じつは、ねこ大好きなんだよね」

えっ、えーとびっくりしていると

「長崎の中でいちばん好きなねこは、龍馬のブーツのとこにいるねこ。

あのふてぶてしさがいいよね」と。

すると周りにいた人たちから「知ってる、知ってる」

「観光客がよく写真撮ってるよね」との声があがり、

そんなに有名なねこを知らなかったなんて

「長崎の町ねこ調査隊塾」塾長としては、

立場ないっす。

それにしても龍馬のブーツって、なあに?

それってどこにある?

昨年の大河ドラマ「龍馬伝」もほとんど見ていない私のこと、

(福山雅治が嫌いだからではありません。念のため)

当然のように、龍馬ゆかりの亀山社中がどこにあるのかさえ知らず、

かのねこを求めて、伊良林にある亀山社中記念館と

そのすぐそばにある龍馬のブーツ像を探し回りました。

亀山社中とは、1866年に坂本龍馬らが結成した商社で

海運業や通商活動を行ったそうです。

地図を片手に中島川に架かる橋を渡り、中通り商店街を抜けて、

寺町通りに向かって歩いていると、

見ず知らずのかなり高齢な女性から

「何か探しとるとね?」と声をかけられ

「亀山社中に行きたいのですけど」と返すと

「ああ、亀山社中なら、この道をまっすぐ上がって……」

と親切に道を教えてもらいました。

観光客だと思われたらしい。

長崎人は、よそからやって来た人にすこぶる

時として信じられないほど、親切なのです。

教えてもらった通りに歩いていくと

こんなものを発見!

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捨てねこを保護していらっしゃるのか、飼いねこが産んだ子ねこなのか

お話を聞いてみたかったのですが、残念ながらお留守でした。

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さらに進むと、寺町通りの興福寺が見えてきました。

この山門は長崎でいちばん大きく、朱色が目を引きます。

それを右手に見ながら歩き続けると、亀山社中記念館へ上る道がありました。

さあ、そこからが大変。

急斜面に沿ってくねくねと続く狭い坂道を

上れども上れども、目的の場所に着きません。

「まだなの?」

と弱音を吐く人が多いのか

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こんな看板があちらこちらにありま
した。

やっとのことで

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亀山社中記念館にたどり着き

そして龍馬のブーツへ。

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ちなみにこのブーツの中は空洞で中に足を入れることができます。

訪れた人たちが代わる代わる記念撮影をしていました。

そして、ついにめざすねこ発見。

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うーん、やっぱりふてぶてしいかな?

いろいろ聞いてみると、このブーツの近くには

似たようなねこたちが複数いるらしい。

よってこのねこさんがMさんお気に入りのねこなのか

それはまだ判明していません。

 

3. おわりに

1週間ほど前のこと。

用事があって実家を訪ねると

リビングに見慣れない段ボールがあり、

中をのぞくと小さな、小さなねこが1匹いました。

か細い声でミーミーと鳴いています。

聞けば、前日、小学生の甥っ子が

カラスに連れて行かれそうになっていた

子ねこを拾ってきたそうです。

ながさきの町ねこクラブを立ち上げ、

長崎の町ねこ調査隊塾・塾長の私ですが、

物心ついてから今まで

一度もねこを飼ったことはありません。

つまり、実家に初めてやってきたねこ、だったのです。

ミルクを作って飲ませても、なかなか飲んでくれません。

実家の家族はみんな“ねこの初心者”

どうしていいのかわからず、右往左往です。

困ってしまって、長崎猫の会のTさんに助けを求めました。

とても親切にいくつかアドバイスをもらい、

その後、子ねこは順調にミルクを飲み始めました。

何十年もねこのいなかった家に、突然やってきた子ねこ。

これも何かの縁でしょうか。

実家ではこの小さなお客さまを

家族として迎え入れることになりました。

町ねこクラブの小町ちゃんのような

かわいいねこに育ってくれるように

祈っています。

 

4. おまけ

お気に入りのブログ

長崎Life of Animal

とらきちのねこさん日記

まめ猫

坂の途中で猫日記

さるねこふみ<ながさき・まちねこ写真>

猫さん達の休憩所

すなおな日々

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