Monthly Archives: 7月 2012

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「子どものための町ねこ調査」を開催しました

全部で32名(塾生10名+参加申込者21名+オブザーバ1名)が長崎大学・文教キャンパスに集まり、「子どものための町ねこ調査」を開催しました。

わたしたちの身近で暮らすまちねこの生態は、実は意外と知られていません。どれくらいの数のまちねこが、どんなふうにひとと関わりながら、生まれ、育ち、子を育み、やがて死んでいくのか。まちねこの営みを知ることは、そうした〈命〉の営みを知ることでもありますし、社会における人間と動物との関係性について知ることでもあります。

そしてこのたび「長崎の町ねこ調査隊塾」では「子どものための町ねこ調査」と題して、長崎大学文教キャンパス内をフィールドとして、そこで暮らすねこを探して観察する企画を行なうこととなりました。教室でねこの探し方やスケッチのしかたについてのレクチャーのあと、お子さまと保護者の方のグループに塾生がアドバイザーとして加わって、実際にキャンパス内のねこを探してスケッチするようなプログラムを組んでいます。

およそ2時間のプログラムを通して、ねこたちとのふれ合いを楽しみながら、その生態についての理解を深め、人間と動物の関係について、また〈命〉の大切さについて、親子で考えるきっかけとなることを願っています。

15時から1時間のレクチャーのあと、16時から1時間弱のねこ探し&観察となりましたが、真夏の夕方でねこが出てくるにはまだ早い時間帯ながら、トータル20匹弱のねこたちを見つけてスケッチすることができました。小学校低学年にもなると、おとなも顔負けの観察力を発揮していましたし、思った以上に実りのある観察会になりました。


事前準備のために前日撮影したまちねこたちの写真です(当日の写真は、後日改めて掲載の予定です)。

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チャトラ爪先靴下 

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ぶーすけ 

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真ん中分けブチ

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ぴょんぴょん丸

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タンゴ

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くまお(タンゴ5)

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ビ長しっぽ

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ふわふわしっぽのクロ

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シロクロ


またできればもう一度、もっとよい気候の時期に、開催できるといいかなあ、などと考えているところです。

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7/15長崎県美術館ボランティア事業 ワークショップ「町ねこ探し隊!」

長崎県美術館では毎年「長崎県民アートボランティア事業」というのを行なっています。美術館活動を県民に近いものにするための活動ということになりますが、この事業のプログラムメニューとして、登録ボランティアさん向けに「ワークショップ『町ねこ探し隊!』」が開かれました。8月14日~9月2日に県民ギャラリーで開催される「岩合光昭写真展 ねこ」関連企画として、登録ボランティアさんが長崎のまちのねこを撮影し、それらが写真展の一角に設けられた展示コーナーで展示される予定になっています。

で、長崎の町ねこ調査隊塾として、このワークショップに参加してきました。県美術館スタッフと登録ボランティアさん、それに町ねこ調査隊塾の塾生を合わせて33名が出席し、まちねこの写真の撮り方についてざっと確認したあと、出島町の県美術館を出発して約1時間半、6グループに分かれてまちねこ写真を撮影して回りました。

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出発前の確認に使った資料を紹介しておきます。

 

  1. ねこの居場所をみつける
    • 今の季節であれば、ねこの居場所のキーワードは次のような感じ。「風通しがよい」「地面がひんやりしている」「日射しがあたらない」
    • そして季節を問わず選ばれるキーワードは次のような感じ。「安全ですぐ逃げられる」「人目につかない」「地面が濡れていない」
    • どちらかといえば好まれるのはこんな感じ。「低いところよりは高いところ(ねこにとって見通しがよい)」「だだっぴろいところよりは適当に入り組んでこぢんまりしているところ」
    • 全体としては「塀やひさしの上」「家と家のすき間」「藪の中・箱の中」「人家の前庭」「駐車場の車の下」など。
  2. ねことの間合いを詰める
    • ねこの警戒心をあおるのは、次のような行動・しぐさである。これらをできるだけ「しない」。「いきなりどんどん近づく」「あわててカメラを構える・手を伸ばして撮ろうとする」「かばんやポケットから何かを取り出そうとする」「ねこと正面から視線を合わせようとする」「大人数で近寄る」「大きな音を立てる」
    • ねこを遠くに見つけたら、いつでもシャッターが押せるように電源をONにして、少しズームをかけてから、ゆっくりと「斜めに」近づいていく。カメラを構えるときはゆっくりと、また、自分の目を完全にカメラで覆ってしまわないこと(=ねこが逃げるタイミングになる)。気分としては「太極拳をしているつもり」で。
    • あまりじっと目は見つめないように少し視線をそらしながら、おだやかな声でねこに語りかけつつ(かわいいね、とか誉めつつ)、ある程度は勘でシャッターを押す。同じ間合いで、少しずつフレーミングを変えながら、5~6枚かそれ以上撮る
    • ねこがこちらに気を許すようなら、少しずつ近寄っては、上の撮影方法を繰り返す。そのときに「ねこは、こっちを見ながら、どんなことを考えているだろう?」とか「今、ねこは落ち着いているだろうか、逃げだそうとしているだろうか?」とか、ねこに気を配ってみる。近づいて撮影したいのは山々だけれども、ねこがそれを許してくれるだろうか? と考えてみてほしい。
  3. フレーミングに気を配る
    • とりあえず試みた方がよいのは次のようなこと。「鉄則」ではなく、「バリエーション」として試してみてほしい。「ねこの目の高さよりカメラを下にする」「ねこが寝そべっている=横位置、ねこが座っている=縦位置」「ねこの位置を画面の中心からやや外す(ただし、カメラのピントは自動設定では中心に合いやすいので、ピンぼけには注意」「ねこの毛色と、写真の背景との間に、コントラストが出るように工夫する」
  4. 出かける前のチェック
    • バッテリと撮影可能枚数は十分あるか
    • 撮影画像サイズは適切か……L判=89×127mmであれば200~300万画素(1600×1200~2000×1500程度)あれば十分だが、設定できるならそれ以上にしておくと、あとでトリミングや引き伸ばしがしやすい
    • 撮影モードは適切か……明るい戸外のねこを撮る場合は、あまり深く考えずP(プログラムモード=ほとんどカメラにお任せ)とか、AUTOあるいはiA(全部カメラにお任せ)でかまわない。自分で使いこなせているカメラなら、適宜設定を工夫する。
    • ホワイトバランス(WB)は適切か……オートホワイトバランス(AWB)がとりあえずは無難。下手にいじると、極端に青かぶり・赤かぶりした写真になるので注意。
    • 感度設定(ISO)は適切か……カメラの限界ぎりぎりまで上げると画質は落ちるが暗いところでもブレは減る。ただし、戸外であれば暗くてブレることは少ない。上限よ
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町ねこ通信 23号

image002 町ねこクラブの小町です

  1. お知らせ
    • 「子どものための町ねこ調査」
    • 岩合光昭写真展「ねこ」&「ながさき町ねこ写真展」

1. お知らせ

「子どものための町ねこ調査」

「子どものための町ねこ調査」を開催します。

日時:2012年7月28日(土) 15時~17時

場所:長崎大学文教キャンパス 環境科学部講義棟2階242号教室

対象:子どもとその保護者(必ず保護者同伴で)

参加費:無料

定員:20名(要事前申込、先着順、定員になり次第締切)

主催:長崎伝習所「長崎の町ねこ調査隊塾」

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参加申込の際は、参加者全員の氏名・年齢・住所および

保護者の方の連絡先(電話またはメール)をお知らせ下さい。

 

長崎大学キャンパス内には、たくさんのねこが暮らしています。

「子どものための町ねこ調査」は、子どもたちと共に、

そのねこたちを探して、観察します。

ねこを見つけるコツを教えます。

見つけたねこをスケッチする方法も伝授します。

それから大学内のねこスポットを、回りましょう。

長崎の町ねこ調査隊塾の塾生が、アドバイザ―として一緒に回ります。

さあ、どんなねこたちと、どこで出会えるか、お楽しみに。

事前の参加申し込みが必要です。定員20名です。早めにお申し込みください!

お待ちしています。

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岩合光昭写真展「ねこ」

会期:2012年8月14日(火)~9月2日(日) / 休館日:8月27日(月)

時間:10:00~20:00(入場は19:30まで)

場所:長崎県美術館 県民ギャラリー

料金
一般・大学生800円(前売700円)
中学・高校生500円(前売400円)
小学生以下無料

主催:KTNテレビ長崎、長崎県美術館、西日本新聞社

写真展に合わせて「ながさき町ねこ写真展」を開催します。

展示場所:県民ギャラリー入口

観覧料:無料

長崎の町ねこ調査隊塾の塾生が撮影した“長崎の町ねこ”たちの写真を展示します。

塾生はアマチュアばかり。

プロの岩合さんとは比べることもできない腕前の写真ですが、

ねこへの愛情だけはたっぷり。

長崎の町のどこにでもいるフツーの”町ねこ“たちも

ファインダーを通すと意外な表情を見せてくれます。

ありふれた町の風景も、そこにねこがいるだけで、違う町に見えるから不思議です。

ぜひ、見に来てください。お待ちしています。

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子どものための町ねこ調査

「長崎の町ねこ調査隊塾」は、昨年度より長崎市内のまちねこの生態調査を行なっています。わたしたちの身近で暮らすまちねこの生態は、実は意外と知られていません。どれくらいの数のまちねこが、どんなふうにひとと関わりながら、生まれ、育ち、子を育み、やがて死んでいくのか。まちねこの営みを知ることは、そうした〈命〉の営みを知ることでもありますし、社会における人間と動物との関係性について知ることでもあります。

このたび「長崎の町ねこ調査隊塾」では「子どものための町ねこ調査」と題して、長崎大学文教キャンパス内をフィールドとして、そこで暮らすねこを探して観察する企画を行なうこととなりました。教室でねこの探し方やスケッチのしかたについてのレクチャーのあと、お子さまと保護者の方のグループに塾生がアドバイザーとして加わって、実際にキャンパス内のねこを探してスケッチするようなプログラムを組んでいます。

およそ2時間のプログラムを通して、ねこたちとのふれ合いを楽しみながら、その生態についての理解を深め、人間と動物の関係について、また〈命〉の大切さについて、親子で考えるきっかけとなることを願っています。

子どものための町ねこ調査

日 時:2012年7月28日(土) 15:00~17:00
場 所:長崎大学文教キャンパス(長崎市文教町1-14)
環境科学部講義棟2階242号教室
対 象:子どもとその保護者(必ず保護者同伴で)
参加費:無料
定 員:20名(事前申込・先着順・定員次第締切)

 

参加申込の際は、下記のフォーム「メッセージ」欄に「参加者全員の氏名・年齢・住所」および「保護者の方の連絡先(電話またはメール)」をご記入の上、ご送信下さい。

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