第1回定例会(2011/5/13)
日時:2011年5月13日(金) 19:30~20:30
場所:長崎県勤労福祉会館3階小会議室C
出席者:19名
平成23年度長崎伝習所 塾 開所式に引き続いて開催されました。
はじめに、塾長より塾の目的と内容について、また「町ねこ調査」とはどういうものなのか、スライド資料(当日はプロジェクタが使用できなかったため印刷したものを配布)をもとに説明がありました。
続いて、出席者の簡単な自己紹介があり、それぞれの入塾動機やねことの関わりについて述べられたあと、事務局構成の紹介も行われました。
最後に、今後のスケジュールについて、おおまかな年間スケジュールと、向こう1ヶ月ほどの定例会・講演会情報について周知がなされ、閉会となりました。
第2回定例会(2011/5/28)
日時:2011年5月28日(土) 18:30~20:45
場所:アマランス(長崎市男女共同参画推進センター)会議室1
出席者:4名(オブザーバ1名含む)
折からの台風接近に伴う悪天候のため、ごく少人数での開催となりました。
前回定例会の報告ののち、6月12日山根氏講演会内容と準備の確認、町ねこ調査を行なう際の事前準備(地元自治会等への連絡を含む)、次回定例会の際に行なう「町ねこカルテの使い方」スライド資料の用意、などについて話し合いを行ない、閉会としました。
第3回定例会(2011/6/4)
日時:2011年6月4日(土) 18:00~20:30
場所:アマランス(長崎市男女共同参画推進センター)会議室1
出席者:13名(オブザーバ1名=安西所長含む)
9月18日(日)の北九州市への町ねこ調査見学ツアーについて周知がなされたあと、スライド資料を使って「町ねこカルテの使い方」について副塾長より説明がされました。
その後、各自10枚程度の町ねこカルテと色鉛筆、デジカメ・ケータイカメラなどを手にして、アマランスからほど近い寺町周辺の町ねこ調査を行ないました。
ひとなつこいねこが多いこの地区では、近所のひと同士でお金を出し合って不妊化手術も行なわれています。一方で、すぐ近くにはこのような貼り紙や看板も。
住宅密集地におけるねこ好きとねこ嫌いの対立は、ひそかに根深いものがあります。「餌をやるから増えるんだ」vs「増えるのは、猫を捨てに来る悪い人間がいるからだ」。ここのねこ好きの方は、増えないように不妊化手術を施し、糞尿の被害が出ないように近所を掃除して回って、それでもなかなかねこ嫌いの方の理解は得られない。
「どういうねこがいるのか(飼いねこか、ノラねこか)」「どうして増えるのか(ねこはどこから・どうしてやってくるのか)」「どうすれば減るのか」。実は、都市に住むねこのそうした生態は、きちんとしたデータの裏づけの上で議論がなされているとは言いがたい状況にあります。まずは地域のねこについてよく把握することが必要。町ねこ調査の大きな目的の一つは、その部分にあります。地域のねこを把握するための「カルテ」をつくること。生産的な議論は、そこから始まるはずです。
首輪を付けているこのキジシロは、飼いねこでしょうね。駐車場の車の下にいました。
軒先に出てきた白ねこですが、毛並みはふさふさです。たぶん内外飼い。
飼い主のいない、文字通りのノラねこは、この地区ではあまりみかけませんでした。内外飼いの多いのは長崎の特徴のひとつですが、車通りは少ないとはいえ、時々すごいスピードで飛ばしていく車もないわけではないので、街歩きをしながら冷や冷やしました。
1時間ほどの町ねこ探しののち、再び会議室に戻って、6月12日の山根氏講演会の役割分担・懇親会出席の確認、次回定例会の周知が行なわれて、閉会となりました。
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