- もくじ
- 1. お知らせ
- ブログ、デビュー!
- 町ねこ調査をやってみよう ──山根明弘氏講演会──
- 長崎の町ねこ調査隊塾・定例会
- 犬とねこの譲渡会
- 2. ねこ調査・アラカルト No.2
- その1 長崎伝習所開所式&長崎の町ねこ調査隊塾第1回定例会の報告
- その2 ノラネコの哀しみ
- 3. おわりに
- 4. おまけ
1. お知らせ
ブログ、デビュー!
ながさき町ねこクラブ&長崎の町ねこ調査隊塾のブログができました。
アドレスはこちら→http://machineko-club.sblo.jp/
さるねこふみのブログでおなじみの、オフィスさるねこさんが立ちあげてくださいました。ありがとうございます。
アクセスすると、これまでの町ねこ通信のバックナンバーがぜぇーんぶ読めます。
町ねこ通信だけでなく、長崎の町ねこ調査隊塾の活動報告も掲載予定。
どうぞ、よろしく。
町ねこ調査をやってみよう! ──山根明弘氏講演会──
山根明弘氏をお招きしての講演会「町ねこ調査をやってみよう!」が開催されます。
日時 2011年6月12日(日)14:00~16:00 (13:30開場)
場所 メルカつきまち 5階会議室 長崎市築町3-18 (TEL:095-823-9333)
入場 無料
主催 長崎伝習所「長崎の町ねこ調査隊塾」
塾生だけでなく、だれでも、参加できます。
ねこの“プロ”山根さんに、ねこ調査のノウハウを教えていただきます。
楽しくて、ためになって、しかも来場者にはもれなく、
長崎の町ねこ調査隊塾オリジナルの「ながさき町ねこカルテ」をプレゼント!
この絶好のチャンスを逃す手はありません。
お誘い合わせのうえ、ぜひご参加ください。
お待ちしています。
- 山根明弘氏 プロフィール
- 北九州市立自然史・歴史博物館(いのちのたび博物館)学芸員
- 1966年兵庫県西宮市生まれ
- 九州大学理学部卒業 理学博士
- 国立環境研究所、京都大学霊長類研究所を経て、現職。
- 専門は、動物の生態学と集団遺伝学。最近はサウジアラビアのマントヒヒの生態も研究。
- 著書:『わたしのノラネコ研究』さ・え・ら書房
- 玄界灘に浮かぶ小さな島(福岡県新宮町相島)において、7年間、200匹のノラネコの調査・研究。
長崎の町ねこ調査隊塾定例会のお知らせ
- 第2回定例会
- 2011年5月28日(土)18:30~20:30 アマランス会議室1
- 第3回定例会
- 2011月6月4日(土)18:00~20:30 アマランス会議室1
- (注:18:00から1時間ほど寺町周辺でプレねこ調査の予定です)
お問い合わせはこちらのフォームよりお願いいたします。
犬とねこの譲渡会のお知らせ
5月の譲渡会の予定については、
さるねこふみのブログに詳しく掲載されています。ぜひ、ご覧ください。
2. ねこ調査・アラカルト No.2
<その1>長崎伝習所開所式&長崎の町ねこ調査隊塾 第1回定例会の報告
5月13日(金)午後7時から、長崎県勤労福祉会館講堂にて
長崎伝習所開所式が開催されました。
長崎伝習所には「長崎の町ねこ調査隊」のほか、
「ナガサキポルトガルシルシル塾」
「長崎ビューポイント探訪塾」
「坂のまち長崎なのに自転車塾」
「孫文・梅屋庄吉の明治大正長崎事情塾」
があります。そのすべての塾が集まり、会場は熱気に溢れていました。
伝習所ロゴ入りのハッピ(はっきり言ってダサいです)を着せられ、
壇上で1分間のあいさつをしなければならず、緊張のあまり、倒れるかと思いました。
開所式も無事終わり、部屋を移動して、初の長崎の町ねこ調査隊塾の顔合わせ。
この日までに34人の申し込みがあり、当日の参加は19人でした。
もし、私と事務局担当のHさん(動物管理センター職員)だけだったらどうしようと
内心ビクビクものでしたが、部屋にはたくさんの人が集まっていて、
うれしい想定外でした。
やっぱりねこは人を招くのですね。
お忙しい中、参加いただき、ありがとうございました。
定例会は、町ねこ調査って何?というお話から始め、
次に事務局の紹介、そして、自己紹介。
20代らしき若い人からご高齢の方まで年齢層もいろいろ。
男性が3割ほどで、やや女性上位かな。
一言だけの自己紹介でしたが、ねこへの愛情は十分に伝わってきました。
塾の活動スケジュールなどを話し合い、8時半に閉会。
じつはその後、会場に残った数人で食事に行きましたが、ねこ談義で盛り上がること!
「こんなにねこを語れる所って、他にないです」とすごく喜んでくださった人もいて
楽しいひとときでした。
定例会はもちろん、その後のおまけタイムにも、どうぞ。
<その2>ノラネコの哀しみ
町ねこ通信5号(通巻6号)の「おわりに」に書きました、
小さい小さい子ねこのお話の続きです。
一度はミルクをまったく飲まなくなり、やせ細って家族みんなで心配しましたが
獣医さんの治療がうまくいき、今ではミルクもよく飲み、元気になりました。
あのまま保護されなければたぶん生きてはいない子ねこが
いっぱいの愛情に包まれ、命を育んでいます。
偶然が子ねこに幸運を運んでくれたのでしょう。
しかし、この子ねこの背後には数知れない命が育つことなく、消えてしまっています。
たとえ生きながらえたとしても、ノラネコには過酷な試練が待っています。
初夏の日差しがまぶしいある日、
長崎の街が一望できる小高い丘にある公園に出かけました。
ここは江戸時代から凧(長崎ではハタと呼びます)上げの名所として
長崎の人に親しまれている所で
休日ともなると、上空高く上がった凧が風に舞い、
その下で真剣に糸を引くたくさんの人がいます。
その傍らでは、子どもたちがボールを追いかけて走り回り、
にぎやかな歓声が聞こえてきます。
その喧噪を避けるかのように、ひっそりとねこがいました。
やせていて、目やにがいっぱい、毛並みも悪く
栄養状態が悪いことは、見ただけでわかります。
この近くに人家はなく
ここのねこたちはどうやって餌を得ているのか、
たぶん餌やりさんがやってきて、餌を置いていくのでしょう。
そのわずかな糧が、このねこたちの生命線です。
病気になっても、ノミやダニのために痒くても
だれも助けてはくれません。
暑くても、寒くても、雨でも雪でも
じっとがまんしているのです。
ここに来るまでは
空き地でのんびり昼寝をしたり、
路地を優雅に散歩するねこたちを見ては
「ノラネコは自由でいいなぁ」と思っていました。
でも、それはある程度の質や量の餌がもらえて、
雨露をしのぐねぐらを持つ
町中のノラネコだけ、です。
ここに暮らすねこたちは、人家から遠いこの場所に
人間の手によって捨てられ、
かろうじて生きてきたのです。
無責任な人の行為が
不幸なねこを生み出しているのだとすれば
それをストップできるのも
人間しかいません。
町ねこ調査は、ねこの頭数や生態を調べるだけでなく
このねこたちが訴えている問題も
合わせて考えていきたいと思います。
犬やねこの遺棄については、動物愛護推進協議会が
「飼えないからって、捨てないで」キャンペーンを展開中です。
詳しくはオフィスさるねこのブログをお読みください。
3.おわりに
「サラリーマンNEO」というテレビ番組を知っていますか?
NHK総合火曜日午後10:55~11:25に放送されています。
この春からseason6に入った人気番組。
サラリーマンの悲喜こもごもの生態?を
ギャグあり、パロディありで
笑わせながら見せる、NHKっぽくないカラーです。
何がおかしいかと言って、
NHKがNHKの番組をパロディにしてしまうところ。
おい、おい、そこまでやる?って思うほど、自虐的。
――と前置きが長くなってしまいましたが、
そのサラリーマンNEOの
オープニング音楽に合わせて、
二匹のねこたちが頭を振るのです。
そのしぐさがたまらなくかわいい!
が、その二匹、はたして
ほんもののねこなのか?
よくわからないのです。
巧妙にできた偽ねこのようにも見えるし、
どなたかあのねこたちをじっくり見て、
真相を教えてくれませんか?
おまけ
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